4日に行われたJ1第10節の浦和レッズ鹿島アントラーズの終盤、レッズの興梠選手がアントラーズの選手を押し倒してイエローカードをもらうラフプレーをきっかけに乱闘寸前のにらみ合いが起こり、そのさなかにレッズの森脇選手がアントラーズの小笠原選手に差別的な暴言を吐いたとして、Jリーグは森脇選手に対して2試合の出場停止処分を下しました。

その時の様子をテレビで見ていましたが、変な話、森脇選手は血気盛んなタイプだから「またやってるよ」くらいに思っていました。審判の判定を不服に思ったときに審判にかみついたり相手選手に挑発されてつかみかかったりすることが少なくなく、味方の選手にその度に「もう懲りてくれ」と諫められていましたし、今回もそうだったので、その場で事が収まっただろうと思っていました。しかし、Jリーグはこの一件を重く受け止めたようで、当事者を含めたアントラーズレッズ両陣営に事情聴取するにまで至り、森脇選手の出場停止になったわけです。

川崎フロンターレのサポーターの一部が政治的な意味はないとしても、韓国での試合で韓国人が不快に思うといわれる旭日旗を掲げたことでアジアの試合で無観客試合をしなければならないという裁定を受けて敏感になったのか、ここまで重い状況に至ったのは驚きです。ですが、ここまでに事が及んだことを重く受け止めないといけません。

では、また次回です。
[Web全体に公開]
この記事の前後の記事(新着順)
・ひっくり返ればすごいこと
2017年06月02日  [Web全体に公開]
・フィールドは変わっても
2017年05月26日  [Web全体に公開]
【閲覧中】重く受け止めなければ
2017年05月12日  [Web全体に公開]
・二の舞は御免
2017年05月05日  [Web全体に公開]
・ここまで発展してしまうと…
2017年04月28日  [Web全体に公開]

0件のコメント