温暖化の影響なのか、夏は更に暑く、冬は更に寒くなってきているとよく言われています。夏には熱中症対策をしっかりとるようにと叫ばれるようになってきました。そんな中、サッカーでは夏場の試合中に「給水タイム」がもうけられるようになりました。

私が初めに知ったのは全国高校総体でこういう試みが行われるようになったということで、国内限定のルールだと思っていました。でも、13日のワールドカップアジア最終予選のイラク-日本戦でもやっていたのを見て、国際ルールになっているのかと思った次第です。概ね前半・後半の20分を目安に試合を中断して、選手たちは水を飲んだり体を冷やしたりします。ただ、選手が途中でケガをして手当てを受けたりファウルなどの判定で揉めたりして試合が中断する回数が多くなると、自主的に水分をとる時間ができていると審判が判断して給水タイムを特別にとらないこともあるみたいです。

サッカーは、バスケやアメフトのように試合時間の計測が止まるところを見せることがありません。なので、サッカーの場合は給水タイムをはっきりした時間にとるわけでもなく、ロスタイムも目安時間としか示されないわけです。だから時間の勘定は審判のさじ加減次第になる部分が多いわけです。
アメリカンスポーツのように時間をきっちりと計測してみせると、バスケのブザービートやアメフトのラストプレーでのタッチダウンのように劇的なシーンが生まれやすくなるでしょうが、審判のさじ加減はなかなかできないでしょう。でも、チームの要求でタイムアウトを取ることによってお互いに給水タイムも一緒にとれるという風に合理的に考えるから、審判のさじ加減は必要ないとも言えるのかもしれませんね。

オリンピックやワールドカップの試合は暑い時期に多くは行われています。選手の健康を考えてこその給水タイムですから、有効に活用できるようになればいいですね。

では、また次回です。
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