1月27日の夕方、NHKで大相撲初場所千秋楽が中継されている最中に「人気アイドルグループの嵐が来年いっぱいで活動を休止することをファンクラブ会員向けサイトで発表」と速報をうち、その日の夜にメンバー5人揃っての会見が行われました。特にNHKラジオでは夕方5時のニュースをこの日の全取組終了後に放送する予定でしたが、関脇・玉鷲の初優勝が確定したあととはいえ取組が2番残っている状態で速報をうつというドタバタぶりでした。

それにしても驚きました。2020年12月31日までということですから2年弱の猶予がありますが、活動休止という区切りへのカウントダウンが始まったわけです。去年9月に活動を終えた安室奈美恵さんの場合は「引退」へのカウントダウンは1年で経済効果は300億円といわれていましたが、嵐の場合は2年で500億円以上になるとか。他の周辺的なものを含めれば3000億円までに経済効果が膨らむという試算もあります。いやぁ、SMAPの解散や48グループの選抜総選挙での経済効果も足下に及ばないのではないかと。

2年という時間はスポンサーや放送局とのやりとりをスムースにできるようにするため、そしてファンへ感謝の気持ちをくまなく伝えるための時間と考えているとか。会見の中でこの時間設定について誠意に欠けるという指摘をした記者がいたことが話題になっていましたが、もしかしたら記者としては「安室ちゃんが引退までのカウントダウンで1年という時間を設定して十分な活動を出来たから2年のカウントダウンなんて長すぎる。活動休止の意思を翻意して芸能界全体を混乱に陥れるようなことがあったらどうするつもりか?」と考えていたのかなと思います。といっても、誠意を持って事細かに休止に至るまでのことを説明してくれたことで納得できた人が多かったのではないかなと。物騒な言い方をするならSMAPのようなハードランディングではなくソフトランディングできたのが良かったのかなと思います。

テリー伊藤さんは「これからも普通に嵐に接していればいい」とテレビ番組で発言していたそうです。私も同じ意見です。2020年12月31日がどんな日になるのか、とにかく迎えてみてから感じることでしょうから。

では、また次回です。
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