2012年最初の更新です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

元日の国立競技場は全日本女子サッカー選手権と天皇杯の決勝2本立て。
天皇杯はFC東京が奇をてらうことなく自分のサッカーに徹して、京都サンガFCを4-2で破って初優勝。先週のブログでも書きましたが、顔合わせ的に考えれば、この優勝は順当な感じさえします。全日本女子はINAC神戸レオネッサアルビレックス新潟レディースを3-0で圧倒しリーグとの2冠達成、しかも無敗で1年を通せたのはすごいことです。
さて、日本サッカー協会では近々に全日本女子選手権決勝を元日にやらない方向で検討を進めていると、一部で報道されています。「女子サッカーの更なる地位向上のため」といいますが、ちょっと違う気がするんです。
Jリーグチームの選手にとってもサポーターにとっても元日と言うのはナビスコカップ決勝の11月3日(2011年は10月29日)とともに特別な思いで迎える日なんです。天皇杯の決勝に進めなくても女子部門のチームが全日本女子の決勝に進めば、トップチームが決勝に進んだのと同じ気持ちでサポーターは選手を盛り上げています。
今回の新潟はトップチームでなく女子が元日の国立にサポーターを導いたわけですが、サポーターにとっては元日の国立の舞台を初めて味わえたわけです。勝てなかったとしても喜びもひとしおだったと思います。そういう思いを大切にするために、「元日国立」は今のままでいて欲しいと思うんです。時間的なことを考えるなら、全日本女子をデーゲーム、天皇杯をいっそゴールデンタイムでやってしまってもいいのかもしれませんね。

それでは、また次回です。
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