パリーグのレギュラーシーズン優勝が北海道日本ハムに決まりました。現役引退から21年も現場に戻ることがなかった(横浜の牛島和彦元監督が栗山さんをコーチとして入閣させようと画策したものの破談になったことがあるようですが)栗山英樹監督がいきなり優勝までたどり着くとは、いやはや参りました。

「熱中先生国際派」という評論家時代のキャッチフレーズはありましたが、同じ新監督の横浜DeNAの中畑清監督や中日の高木守道監督と比べれば理論家肌のイメージが強かった栗山監督。一歩間違えれば選手に対して冷徹になって対立が起きたかもしれませんが、ひたむきで熱心な、そして時には人目はばからずに涙を見せるような熱さが勝ったからこその栄冠だったのかもしれません。ネットで評論家時代に「ただの野球オタク」と酷評されたこともあったようですが、野球に対しての情熱をこれまでと違うで表現できたということでこの優勝は意味を持つのかもしれません。

ただ、2012年の戦いはすべて終わっていません。チームへの熱い思いを注ぐ日々はまだ続きます。野球への情熱をどう表現するか楽しみにしましょう。

それでは、また次回です。

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