本家ヨーロッパのチャンピオンズリーグはもうベスト4が出揃うところまできましたが、アジアのチャンピオンズリーグは予選ラウンドの後半に突入。ただ、日本勢は苦戦続きというチームが多いようで・・・。

日本からは韓国・中国とともに最多の4チームが参加。この中で柏レイソルは3勝1分で予選突破をほぼ確実にしていますが、ベガルタ仙台が1勝1敗2分、浦和レッズは1勝2敗1分と微妙な成績。サンフレッチェ広島に至っては3敗1分で予選落ちが決まってしまいました。昨年のJ1優勝チームが予選落ちで、天皇杯優勝でギリギリのタイミングでACL出場が決まったチームが予選突破間近とは…わからないものです。ACL出場するだけで満足するチームもいれば、出るからには優勝したいと思うチームもあります。中でもレッズはJ1とACLの両獲りを狙って代表経験者を4人も獲得するなどして、選手を入れ替えてもチーム全体の力を落とさないようにする対策を施してきました。そんなレッズでもACLでは得俵に足がかかりそうな状況になっているんです。

土曜にJ1の試合が終わり、水曜にACL、また土曜が来ればJ1…。ナビスコカップとACLが取って代わっただけで体力の消耗具合は大して変わらないだろうと思う人もいるでしょうが、飛行機で日本と外国を行き来するだけでも体力使うわけだし、ピッチの芝生の状態で戦術・戦略に苦心するわけだし、日本と違う気候で体が参ってしまうこともあります。そういったハードルを乗り越えてこそのタイトルなんだろうと思いますが、言葉ではあらわしきれない大変さはあるわけです。

まだ終わったわけではありません。レッズとベガルタにはこれからの巻き返しに期待しましょう。それでは、また次回です。
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