何だかんだ言って負けない大宮アルディージャ。20日(土)の浦和レッズ戦でJ1の連続無敗記録の新記録更新を狙うことになりました。

アルディージャといえば、毎年のように残留か降格かの瀬戸際に立たされるのになぜか毎年J1に踏みとどまるというイメージを持つ方が多いでしょう。それを逆手にとってか「落ちないお守り」なんてグッズを売り出すこともありました。今回の記録も「今年も瀬戸際に立たされそう」といわれだした頃から打ち立てたものです。得点してもその分失点してしまう試合が多くて星が伸びない、お尻に火がついたところで勝ちこんで何とか残留。それが今年になると序盤から勝ち点を積み上げられるようになってきました。約束事を共有できるようになってきたのがいいって報道が目立ちます。みんなで攻めて、みんなで守る。そういうメリハリがいい方向にアルディージャを進めているんでしょう。

対するレッズとしては、連続無敗記録の発端を作ったチームとして「何とかけじめを!」と気合が入っているようです。ここの数年のさいたまダービーは、アウェイの方が勝つか引き分けるかのどちらかで決まることが多かったのですが、昨年のアルディージャのホームゲームでアルディージャが勝ち、一部のレッズサポーターがスタジアムを出る関係者バスを取り囲む騒ぎになりました。こういう傾向が出る前はレッズがアルディージャに「先輩の貫禄」を見せていただけに、ここ数年のダービーに対してはレッズサポーターはふがいないと感じているようです。ふがいない上にアルディージャに大記録を打ち立てられたら…。レッズサポーターは特に今回のさいたまダービーには思うところがあるようです。だからなのか、当日の警備は普段以上に手厚いもになるといわれています。

無敗対無敗の対決はすごい試合になるはず。そういう期待をとにかく持ちましょう。それでは、また次回です。
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