最近のJリーグでは、「サポーター無視の前後期制反対!」「世界基準に逆行する2シーズン制はやめろ!」など、サポーター無視で改革を進めようとするJリーグへ異論を唱えるような横断幕が目を惹きますが、J1再開初戦となる6日の試合で思わず笑ってしまうような横断幕が見られたとか。

ニッパツ三ツ沢球技場で行われた横浜Fマリノス大分トリニータ戦。試合前にFマリノスのサポーターが「すごいのは指原だけ」と書かれた横断幕を掲げたんです。最初にお話したような辛らつな横断幕もきっとあったと思いますが、選手とは直接関係がなさそうなアイドルの名前を出して挑発とは…。翌日の朝刊で見たときには思わず笑ってしまいました。トリニータサポーターの中にはこれを見て思わず吹き出した人がいたそうです。

Fマリノスのサポーターがこんな挑発的な横断幕を掲げた真意はわかりませんが、なぜ「大分=指原」なのか? Jリーグを知っている人ならばご存知でしょう。先月結果が発表されたAKB48第5回選抜総選挙で1位になった指原莉乃さんがトリニータと浅からぬ縁で結ばれているからなんです。指原さんの母親が熱烈なサポーターで、ゴール裏では知る人ぞ知る存在になっているそうです。そして、指原さんにレッスン着としてプレゼントしたのがレプリカユニフォームだったというのも浅からぬ縁の一つの証拠になるでしょう。そして、先月4日の総選挙結果発表時には大分市内の特設会場にトリニータサポーターがマスコットのニータンとともに集結しパブリックビューイングを敢行。指原さんが1位になったことがわかると指原さんのために作ったと思われるチャントを歌いながら盛り上がったそうです。

トリニータはJ1残留に向けて厳しい戦いが続いていますが、くれぐれも、今年最もトリニータサポーターが盛り上がったのが総選挙だったといわれないように、祈るばかりです。

では、また次回です。
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