田中将大投手のヤンキース入りが内定しました。契約金総額が160億円を越えるという超大型契約だとか。それなりの期待、それなりのプレッシャーを感じるものかもしれません。でも、この契約、サッカーではありえないのではという見方をするのは私だけでしょうか?

今回の田中投手の契約をサッカー業界的にたとえるならば、日本代表である程度評価を得たJリーガーをいきなりバルセロナかレアルマドリードあたりが主力として迎え入れるようなもの。青田買い的に宇佐美選手をバイエルンミュンヘンが獲得したり、稲本選手や宮市選手をアーセナルが獲得するケースがありはしましたが、決して主力扱いという感じではありません。マンチェスターユナイテッドの香川選手であれ、ACミランの本田選手、インテルの長友選手でも、ヨーロッパである程度実績を残して「あなたはわがクラブに相応しい」とビッグクラブが認めからこそ入ることが出来たはずなんです。

そういう考えかたからすると、田中投手はメジャーリーグでの実績ゼロなんだから中堅どころのチームで実績を積んだほうがヤンキースに入っても困らないだろうと思うんですけどね。契約の仕組み、順応するための流れなどサッカーと違うことがいろいろあるから簡単にまとめることはできませんけど、とにかく、田中投手は今まで感じたことのない大変な状況で戦うことになることは確かです。「我々の考えは間違いないなかった!」とヤンキースが思える活躍に期待します。

それでは、また次回です。
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