まだ2年半以上時間がありますが、ワールドカップロシア大会に向けてのアジア2次予選が展開されています。ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、3日のホームでのカンボジア戦では攻めあぐねたものの3-0で勝利。そして8日のアウェイ(会場は中立国のイラン・テヘラン)でのアフガニスタン戦は6-0で勝利し、グループ2位まで浮上と、まずまずの状況になっています。

勝ちさえすればいいとは限らず、内容の良さも求められるのは格上の宿命。3日のカンボジア戦では30本以上シュートを放っても3点しか奪えなかったことにメディアは不安視しましたし、ファンからも物足りなさを感じる意見が多かったようです。まぁ、大昔なら、格下相手でホームでのゲームだったら10点以上は当たり前で、釜本邦茂さんのようなエースストライカーならダブルハットトリック(6ゴール)を当たり前のように決めるというイメージがあったようで、日本なら今のメンバーでやってくれても不思議じゃないと思うのかもしれません。8日のアフガン戦で6ゴール決めていくらか不満が解消できたようですが、海外組依存にたいする不満がファン心理にはあるみたいです。

格下相手なら、ベストメンバーでないチーム構成であっても圧倒すべき、という考えがファン心理として支配的になっているんでしょうね。まだ2次予選、本当の本気を出すのは最終予選と考えるならば、違うワクワク感を期待するのがファンの思いなんでしょうか? 強さ以上の何かを常に求めているんでしょうね。まだワールドカップ予選は続きます。期待を絶やさず待ちましょう。

では、また次回です。
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