フィギュアスケートの浅田真央選手が12日に一線から退くことを発表しました。ここまでの功績は確かにすごいことです。テレビや新聞は真央一色、日刊ゲンダイは政界進出もあり得るなんて書き様です。その日刊ゲンダイすら触れていなさそうなところを敢えてつつこうと思います。

もはや陰謀説もいいところでしょうが、真央選手の決断は1年遅かったと思います。去年の今頃にその決断をしていれば、平昌五輪の女子の代表枠が2に減るようなことはなかったはずです。それに、同門の後輩である宇野昌磨選手に責任感がわいて羽生結弦選手を倒して世界選手権を連覇できていたかもしれません。オリンピックの前のシーズンだからこそ決断が遅いと思うんです。真央抜きでグランプリシリーズの参戦メンバーを決めて、世界選手権で3枠確保できるようにするためのプランを立てていれば、出場枠を減らすようなことがなかったと思ってしまいます。
宇野選手のことを言えば、真央選手が競技復帰したシーズンからもう山田真知子門下のエースは真央選手ではなくて宇野選手だったと思うので、真央選手はもうここが潮時と考えられたといえそうです。だから身を引くいいタイミングだったと思うのです。

この先、週刊誌や実話誌で真央選手に対して批判的な態度をとり続けたジャーナリストが真央選手を完全否定するような記事を書くかもしれませんが、私はそこまでするつもりはありません。これまでのことは素晴らしいと思います。今後どんなことをしてくれるのかを楽しみにはしています。

では、また次回です。
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