FIFAワールドカップロシア大会はフランスの優勝で幕を閉じ、日本のサッカー業界にはJ1がある日常が戻ってきました(J2、J3はワールドカップ期間中も中断することなく試合が進められていました)。ただ、この夏は騒々しくなりそうで。

ヴィッセル神戸にスペイン代表のイニエスタが加わったことでもすごいことと大騒ぎしていたのに、同年代のスペイン代表経験者であるフェルナンド・トーレスのサガン鳥栖への加入決定ということでもまた大騒ぎになりそうなんです。一度は立ち消えになって競合していたアメリカ・メジャーリーグサッカーのチームに加入することになったと報じられたのが一転してのサガン入り。これだけでもすごいことだというのに、トーレスが決断した要因が熱意だったというのにも驚きでした。立ち消えの要因が年俸で折り合いがつかなかったことだと報じられたところからの熱意をかっての入団だという話に至ったのだからなおさらです。サガンは入団発表に際して「ありがトーレス」と描いた掛け軸を披露して感謝の気持ちを伝えていました。そんな気持ちにトーレスがどう応えるか楽しみです。

日本代表を経験した選手たちもそれぞれのチームに戻ってまた次の目標へ戦っています。なでしこジャパンが女子ワールドカップを制した直後の2011年夏になでしこリーグの観客動員が爆発的に増えたことがありますが、それほどのことが起こるかどうかわからないにしても、ワールドカップをきっかけにJリーグに興味を持つ人が少しでも増えてくれることを期待したいですね。

では、また次回です。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1