Jリーグより歴史がまだ浅いアメリカのメジャーリーグサッカー。ベッカムのような大物が加入して時々注目を集めていますが、まだクラブワールドカップに出場したチームはないんですよね。そんなメジャーリーグサッカーがまた注目を集めています。

MLBのヤンキースがイングランドプレミアリーグのマンチェスターシティと提携して「ニューヨークFC」というチームを立ち上げ、メジャーリーグサッカーに2年後参入するとか。MLBのチームのオーナー企業がNBA(バスケ)やNFL(アメフト)のチームを持っていても、ヨーロッパのビッグクラブのようにサッカー以外のスポーツチームを多角的に経営しているという感覚があるところってあるんでしょうか? 私の中の記憶にはありません。そう考えるとヤンキースの挑戦って、アメリカ的にはかなり面白そうですよね。ヤンキースといえばビッグクラブというに相応しい戦力と財力を持つ球団。そんな球団が、アメリカではまだ開拓途上といえるプロサッカーに参入とは、実に面白いチャレンジだと思います。

しかし、マンチェスターの目線でニューヨークFCの存在を考えると、ちょっと疑問が。育成年代からプロになれない選手たちの受け皿としか考えていないようだと、メジャーリーグサッカーの存在そのものがヨーロッパではまだ下に見られているのかなと思わざるを得ません。メジャーリーグサッカーではドラフト制度があるのでアメリカ国内のアマチュア選手(主に学生)を数人は受け入れることになるでしょうけど。NFLヨーロッパのような存在になればいいと思えば、「受け皿」的な考えもありかもしれませんが、マンチェスターとヤンキースがどのような目線でチーム運営をするかというコンセプトを早く見てみたいです。

それでは、また次回です。
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