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Jリーグはいよいよ大詰め。J1の優勝争いも、J1昇格をめぐる争いもいよいよ最終局面を迎えます。そんな中でも、来年に向けての動きもあれこれと進んでいます。選手の補強についていえばヨーロッパの移籍市場との兼ね合いもありますし、監督人事についていえば3月にもう次のシーズンが始まりますから、レギュラーシーズンが終わって一息ついて…なんて感じにはできないというのがプロ野球との違いかもしれません。

Jリーグの場合、戦力外通告を直接的にすることができず、次のシーズンに向けての契約をしないという形で選手に戦力外であることを伝えます。「年俸0円」という文面が出されるなんて話も聞きます。その通告がきっかけでサポーターに大きな衝撃が走ることがしばしばあります。例えば、松田直樹選手。横浜Fマリノスから戦力外通告を受けたとのニュースが伝わり、100人以上のサポーターがクラブハウスに押しかけたなんて話があります。そして、今年は20年にわたってチームを支え続けた浦和レッズの山田暢久選手が戦力外となり、やはりファンが怒りとも驚きともつかない気持ちに駆られたといいます。

「この人こそこのチームの象徴」だという選手がこんなことになると、サポーターたちは何かしらの怒りを感じるみたいです。チームの発展に大きく貢献した人には自分から「引退しようかな」と言うまで戦力としていつづけてほしいというのがサポーターの本音であることはわかっているはずですが、チームとしてはいつまでも強くありたいという思いで心を鬼にして戦力外通告をしなければならないわけですから、寒さ以上に身にしみるなにかがこのときにはあるでしょう。次の舞台で得た経験を持ち帰って何かしらの形でフィードバックする場所をチームの偉い人たちには用意してほしいと思います。

それでは、また次回です。
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