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とうとう、この日がきました。23日に行われたJリーグ初の無観客試合です。プロ野球でも2011年の震災直後に「合同実戦練習」と銘打って無観客のオープン戦というべきものが行われましたが、そのときの雰囲気に似ているように思えました。ボールを蹴る音、グラウンド内の選手の声、ベンチからの指示や激励(ヤジも混じってる?)の声・・・。あぁ、こういう風に普段やりとりしているんだなってわかったある意味貴重な経験だったかもしれません。ただ、やっぱり拍手や歓声が聞こえないと物足りないものです。選手たちも終わってみて「こういう場所ではもうやりたくない」「ファンあってこその自分たちなんだ」と気づいたようです。「ピンチがチャンス」「いなくなってわかるありがたさ」いろいろと言い方がありますが、これがいい方向に向くためのターニングポイントになることを祈ります。

さて、この無観客試合の原因となった横断幕ですが、「Japanese Only」には「海外からきた一見さんお断り」という意味が込められていたみたいですね。「サポーターの聖地に無断で立ち入るな」という意味で決して差別的な意味は込めていないと主張しているようですが、「うーん」と首を傾げてしまいます。マンチェスターユナイテッドだったり、バルセロナだったり、バイエルンミュンヘンにあこがれてスタジアムに駆けつけみても、「地元民以外お断り」なんて言われて入れなくなったって、聞いたことありません。世界のサッカーファンがあこがれる存在になってしまったら「○○お断り」なんて言うわけにはいかなくなるんじゃないかと思うんです。

テレビ東京で放送している「Youはなぜ日本へ?」で、浦和レッズの試合を見るために飛行機でヨーロッパの方から埼玉に駆けつけたという人が紹介されていました。しかも、そういう人たちがその人だけでなくもっといるっていうんです。レッズはそこまでの存在になってしまったんです。誤解を恐れない言い方をすれば、浦和レッズは決して浦和の人たちだけのためのものではなくなったんです。そういう自覚を胸に刻んでいかないといけません。

それでは、また次回です。

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