ついに、無観客試合の実施に追い込まれてしまった浦和レッズ。チームを奮い立たせようと思って、良かれと思って掲げた横断幕1枚が原因でここまでの状況に追い込まれてしまったんです。

ホーム開幕戦の8日、埼玉スタジアムのスタンド入り口に「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕が掲げられていました。掲げたとされる人としては「差別的な意味はこめていない」(恐らく、「レッズの現有戦力は日本人だけ」、つまり「今のレッズはジャパニーズオンリー」と考えただろうと思います)と弁解していたようですが、「日本人以外お断り」と誤解される可能性が極めて高いと考えられ、世界のサッカーはいかなる差別を認めないという理念から、Jリーグは13日、レッズに対して3月23日のホームゲームを無観客試合として実施することを命じました。レッズの運営サイドが最後までこの横断幕を撤去しなかったことも重く見たようです。

これをきっかけにして誰もがまた来たくなるようなスタジアム作りを考えて欲しいと思いますが、ちょっとココまでの処分を下すのに時間をかけなさ過ぎる気もします。こういう処分を下すからには、横断幕を作った人から撤去の判断を下した人、スタンド周りの警備をしていた人までしらみつぶしに事情を聞きまくってほしかったですね。そこまでした結論ならば、サポーターもクラブも納得できるでしょう。慎重さがあってもよかったですよね。自分がやったことがココまでの事態を引き起こしてしまったことを、当事者は後悔しているはず。その後悔が決して無駄にならないことを祈ります。

それでは、また次回です。
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