例年なら11月に行われているバレーボールのワールドカップですが、今回は夏場の開催ということでちょっと不思議な雰囲気があります。タイミング的に世界陸上北京大会と世界柔道カザフスタン大会と重なっているのもそうですし、スタンドの観客の格好も長袖ではなくて半袖が多くなっているし、ワールドカップの日本開催が定着してもうすぐ40年になりますが、今までにない雰囲気になっていますね。

さて、今回のバレーボールワールドカップで気になるのがチャレンジシステムの導入。テニスのウィンブルドン選手権のように判定に異議があるときに映像を見て判定が正しかったかどうかを見直すものですが、バレーボールの場合はテニスのようなバーチャルリアリティのような画像でなく、問題となったシーンのどアップが大型ビジョンに映し出されます。で、判定結果が字幕に出るのですが、日本戦でこんなチャレンジが唱えられ、日本に有利な判定が下るとやっぱり黄色い歓声が起こるんですね。テニスのときの盛り上がり方とは異質な感じがします。

大型ビジョンで判定が大写しになるバレーのチャレンジシステムを見ていて、大相撲にもこういうシステムがあればいいななんて考えてしまいました。まぁ、軍配をもらえなかった力士が異議を申し立てるチャレンジシステムのようなものはありませんが、ビデオ判定は70年代から導入されています。相撲の中での流れが重視されるため、映像で見えるものだけで判定を下すわけではないですが、判定の根拠を明確にさせるためにも、仮設の大型ビジョンを本場所の会場に置いてみてもいいのかなと思います。でも、映像を見たお客さんから判定に納得できないとブーイングが起きることもありそうなきがして怖くもありますが。

では、また次回です。
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