高校野球100年という節目の年に行われた第97回全国高校野球選手権。好プレーもあれば、珍プレーもあり、パワーもテクニックも例年以上のたっぷり見られた、まさに100年という歴史の足跡を見せつけたような大会だったと思います。ただ、ひとつ物足りないところを除いて。

毎年、夏の甲子園では、テレビ朝日系列の地上波で開会式と決勝が全国ネットで生中継されていました。今年も、開会式の生中継は全国ネットでありました。しかし、決勝は全国ネットでの生中継はありませんでした。関西ではABCが全試合というわけではないですが、開催期間中連日生中継があるそうですし、地元チームが絡む試合を選んで系列局が単発的に放送することあるそうですが、関東では昼間の再放送でも視聴率がとれると評判のドラマ「相棒」を優先させるつもりか、今年の決勝の生中継はテレ朝の地上波では見られませんでした。

私は、子供のころからテレ朝での夏の甲子園の放送があればCMや必要以上にうるさい実況に嫌気する家族を横目にチャンネルをテレ朝に合わせていました。高校野球やプロ野球の阪神戦で甲子園という場所を知り尽くしているABCのアナウンサーが伝える熱戦は何度でも見たくなってしまいます。昔なら「甲子園は清原のためにあるのか!」、最近なら「甲子園で野球がしたい!」などの名文句も生まれていますが、これらはNHKででなくABCのアナウンサーが発したことばです。こんなフレーズも楽しみでした。しかし、今年は開会式だけだったというのはとにかくさびしかったですね。もはや、全試合完全生中継のBS朝日が見られるようにアンテナを買うか、ケーブルテレビと契約するしかないでしょうか?

それでは、また次回です。
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