未知なる敵っているものなんですね。今回から本大会への参加国数が16から一気に24にまで増えたサッカーのEURO2016。スペインは3連覇がかなわなかったりイングランドが確実に勝てると思われていた相手に負けてしまったりして、決勝トーナメントに入って波乱が相次いでいるようです。
 
「大舞台で歴史的な初勝利!」と北アイルランドが騒いだと思えば、ワールドカップ予選やEUROのような大舞台とは到底無縁だろうと思っていた東欧の小国が奮闘している。本当に今回のEUROは今までと全然違う雰囲気になっていますね。ワールドカップなら身体能力が高いアフリカの国々が出場枠が増えるたびに輝きが増してきて「アフリカのサッカーってこんなにすごいんだ!」と「未知なる大陸」を目の当たりにしたような興奮感が確かにありました。でも、EUROはヨーロッパ選手権です。出場国が増えても「強い国は強いんだ」と威厳を示しておしまいになるかと思っていましたが、ワールドカップと同じような興奮を感じるなんて。
 
野球でいえば、中南米の国々がアマチュア限定だったオリンピックでアメリカや韓国をなぎ倒したときに「こんなにすごいのみたことない」とおどろきました。キューバのメジャー以上のパワフルさは特にそうです。木のバットでも衰えることなくWBCで日本と決勝で激戦を演じていますが、金属バットで打球をスタンドに突き刺す様は忘れられません。今のEUROでの感覚はそれに近いのかななんて思います。野球もなかなか強いブラジルにも最近は驚いていますが。今度はヨーロッパの野球に驚く番でしょうか?
 
では、また次回です。
[Web全体に公開]
この記事の前後の記事(新着順)
・ベストを見つけるには時間が必要?
2016年07月15日  [Web全体に公開]
・ある意味幸せだとしても
2016年07月08日  [Web全体に公開]
【閲覧中】ここでも感じる?
2016年07月01日  [Web全体に公開]
・アメリカを見ていると
2016年06月24日  [Web全体に公開]
・穏やかじゃないような
2016年06月17日  [Web全体に公開]

0件のコメント