ジャカルタアジア大会が2日に終わり、競泳の池江璃花子選手がMVPに選ばれました。当初はスポンサーが見つかる目途が立たないからMVPを選ばないとしていましたが終了数日前に方向転換。既に帰国していた池江選手はプライベートで外出中だったところに連絡があり急遽ジャカルタに渡ると言うドタバタがありましたが、大会前に立てていた目標が大体達成できたことについてはホッとしていたようです(MVP受賞と共に参加全種目での金メダルを目標としていましたが、リレー2種目で銀メダルだったため完全達成とはならず)。

さて、アジア大会と各種目のアジア選手権では参加可能な国の範囲が違っているため、「本当にアジアナンバー1と言っていいの?」と疑問を抱く種目があります。特にわかりやすいのはサッカーではないでしょうか。アジアサッカー連盟にゴリ押しで加わったと言われている経緯はありますが、各カテゴリーのアジア選手権やACLで常に上位を占めるオーストラリアがいないなら日本が男女とも決勝に残れるのは当然で、オーストラリアがアジア大会に参加できていたら日本はどうなっていたかわからないと思う人がいても不思議ではありません。そういう意味では来年行われる男子のアジアカップと女子のワールドカップが真価を問われる大会になるかもしれません。男子のアジア大会はいわゆる東京オリンピック年代の戦いになのでアジアカップは話がちょっと違ってくるかもしれませんが、女子の場合はワールドカップとオリンピックと同じようにA代表の真剣勝負。特に女子は本当のアジア最強はどっちだという課題が見え隠れしてくるでしょう。一応、昨年の女子アジアカップは日本が制していますが、本当に強いのはどっちだという興味はもてますね。

他の競技でもオーストラリアがアジア大会に参加していたら…というところがありそうですね。例えば、競泳だったらパンパシフィック選手権でしのぎを削ったメンバーがまたアジア大会で対決と言うこともあり得ますし。それはともかく、8年後に行われる次の次のアジア大会は名古屋で行われるとのこと。東京オリンピックの6年後にまた大きな盛り上がりがやってくると思いますから、こちらも楽しみにしましょう。

では、また次回です。
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