9日から大相撲秋場所が開幕。御嶽海の大関昇進が叶うのか、横綱・稀勢の里が復活を果たせるか、興味がつかないところですが、11日(3日目)にハプニングが…。

この日は接戦続きで物言いがつく取組が続出し、本来なら午後6時に終わるはずの結びの一番が6時4分に終わるような状況でした。そんな中、横綱・大関陣が登場する幕内後半の勝負審判長を務めた元水戸泉の錦戸親方がまさかのことを…。土俵上での審議が終わって「ただいまの協議についてご説明します」と錦戸親方が話し始めますが、なぜか物言いの対象になった取組と関係ない力士の名前を挙げてしまい場内は騒然。マイクを差し出した呼び出しが指摘したため親方はすぐに訂正して事なきを得ましたが(対戦していた力士と同じ部屋の力士の名前を間違えて出していた)、その後にもまた物言いがつく取組がでてまた錦戸親方がマイクを持ちます。そうすると観客から「水戸泉ガンバレ!」とまさかの声援が飛びました。

大相撲の物言いというのはサッカーのVARみたいだとここで以前話しましたが、VARと違うのはどういう結論になったかを映像で見せてレフェリーがジャッジのポーズを示すのではなく審判長の親方が説明するところ。だからわかりやすく話さなければいけません。親方によっては単に「行司の軍配はAを優位とみて挙げましたが、同体ではないかと物言いがつき、協議の結果、軍配通りAの勝ちとします」とせずに「Aの手がつくのとBの足が出るのが同時だったのではないかと物言いがつきましたが、Bの足が出るのが早いとみて軍配通りAの勝ちとします」と説明するくらい。審判長になってまだ経験が浅い錦戸親方だったから緊張して頭の中が混乱していたのかもしれませんが、今回の経験をいろいろな意味で糧にしてもらいたいところです。

では、また次回です。
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