バスケットボールの男子日本代表が2月24日にワールドカップへの出場権を獲得し、東京オリンピックの推薦枠確保に前進したと大きな話題になっています。2リーグ分立を良しとしない国際バスケ連盟が代表戦を組ませない措置をとる異例の事態から見事に立て直したことも注目されています。

日本バスケ協会が提示したプロリーグ構想に反発したチームが日本リーグから脱退してbjリーグを旗揚げしたことに端を発した2リーグ分立。新日本からUWF、全日本からノアと、本家のやり方に反発して別の団体を旗揚げするプロレス界のように見えました。プロレス界もバスケ界も分立直後は交流する余地はまるでありませんでした。バスケ界では「bjリーグのチームと関わらないように」と都道府県のバスケ協会からバスケ教室などのイベント企画をする団体などにお達しがあったというし、プロレスではノアと全日本がほぼ絶縁状態になっていたといいます。しかし、徐々に雪解けが進んで団体間の交流が進んでいきました。そして、バスケ界はBリーグで再度統一を果たし、プロレス界も団体対抗戦や他団体の選手に門戸を開いたトーナメント大会を開催するようになりました。

女子バスケの方はアジア最強を常に争う位置にいるため、男子と違い「安パイ」にならないホスト国と考えられていました。ただ、男子の一連の動きが女子の足を引っ張るようなことになりかねないとも言われていました。ここは妄想ですが、プロレス的に言えば「こんなていたらくがいつまでも続いていたら天国の力道山先生に申し訳ない」という思いが働いたのかもしれません。それが実って、男子の立て直しに成功したので女子の方も推薦枠を得るのは確実となりそうです。1つになることは確かにすごいことです。

では、また次回です。
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