日本時間の15日朝まで行われた男子ゴルフのメジャー初戦・マスターズでタイガーウッズが14年ぶり5度目の優勝を果たしました。

1997年に初優勝したときは史上最年少での優勝ということでゴルフ界のニュースター登場と大騒ぎになり、そこから世界ランキング1位まで上り詰め、メジャータイトルをすべて手中におさめました。しかし、これまた大騒ぎになった転落劇を経験し、そしてまた復活を遂げたというんですから注目度が増してくるわけです。膝や腰のけがでパフォーマンスが低下したこともそうですが、離婚やアルペンスキーのトップアスリートであるリンゼイ・ボン選手らとの交際を巡るゴシップ、交通違反による勾留など、スポーツ専門の情報サイトや雑誌よりもセレブのゴシップを専門に扱うサイトや雑誌にタイガーの名前が多く載るような日々が続いたのも低迷の要因でした。

ここまでの困難を乗り越えたアスリートって日本人にいたかなと考えたのですが思いつきません。強いて言えば、貴乃花光司さんでしょうか。最年少記録をいくつも塗り替えた中で女優との婚約が公表されたもののそれが破棄。ただその後また番付を着々に上げていきついには横綱へ。その最中にはスポーツ紙のインタビューで「兄とはもう絶縁した」と発言し「炎上」、その原因が整体師による洗脳とわかり更に「炎上」してしまったこともありました。膝のけがをおして優勝し「感動した!」という名シーンもありました。これくらいことをタイガーと並べて語るなと言われるかもしれませんが、日本人の場合はゴシップが1つ出た時点で表舞台から追放されてしまうこともおかしくないと考えるのが多数派になりそうだろうと思うと貴乃花さんだろうといったわけです。でも、タイガーくらいの復活劇を日本人がやればやっぱり称賛してくれるでしょう。

では、また次回です。
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