なでしこジャパン、まさかのドロー。
久保建英、まさかの「出戻り」?
日本が大きく関わる世界的なサッカーの出来事が相次ぎ起こりました。

まずはなでしこ。10日に行われたFIFA女子ワールドカップフランス大会の予選ラウンド初戦でなでしこジャパンはアルゼンチンとスコアレスドロー。下馬評ではこれまで一度も負けたどころか引き分けたこともない相手で同じブロックの中ではFIFAランキングが最低ということで安全パイと思われていました。が、格上相手の常とう手段ともいうべき超守備的布陣をばっちり作られたアルゼンチンからゴールを奪えず「負けたも同然」のドローとなってしまいました。
勝ち点を手にしたアルゼンチンの選手たちは大喜び。日本相手に実績残して感嘆の声をあげ、なでしこには「大丈夫か?」と心配の声がささやかれるのが普通になるなんて、なでしこも世界の強豪として認められたのかなと何気なく胸を張ってしまいます。ねじを巻きなおして14日の2戦目にどう臨むか、なでしこには明るい気持ちで接そうかと。

一方、FC東京との契約が6月1日付で満了した久保建英選手の移籍先探しがざわついているようです。9日のエルサルバドル戦で史上2番目の若さになる18歳5日で代表デビューして注目度が高まっている久保選手。日本でのサマーキャンプで見いだされたため10歳でバルセロナの下部組織カンテラへの加入が認められましたが、久保選手との契約がUEFAの規定に違反している(EU加盟国以外の国の18歳以下の選手と契約できる人数制限を超えたため)ことがわかりバルセロナを離れざるをえなくなってしまいました。チームの規定で「カタルーニャ州の子供でなければ13歳にならないとカンテラに入れない」とされていたのに日本人ながら10歳でカンテラ入りが認められたくらいの逸材ですから、「バルサがだめならウチで」と勧誘したイングランドのクラブもあったとか。実際はFC東京の下部組織に入って実戦経験を積み重ね17歳でJ1出場、そしてゴールも経験しました。
若くして実績豊富な日本人に対して引く手あまたのオファーが飛び交いました。フランスの名門パリサンジェルマン、イングランドの強豪に急成長したマンチェスターシティ、そしてレアルマドリード。バルサからレアルとなれば、競技は違えどあのベーブルースのような因縁が生まれたかもしれません。ベーブルースはレッドソックスでいわゆる二刀流で活躍していました。昨年、エンゼルスの大谷翔平選手が二刀流の記録をいくつも打ち立てましたが、その中にはベーブルース以来というものもありました。その後ヤンキースにベーブルースが移るとホームランアーティストになり、古巣でありライバルのレッドソックスを一気に追い抜いてしまいました。その後レッドソックスがなかなか優勝できず、ベーブルースが呪いをかけたなんて陰口をたたく人も現れたとか。久保選手がレアルに移ってものすごい活躍したらと考えたら…と心配になってしまいました。
ただ、12日に上がってきた報道では久保選手の代理人はバルサへの出戻りに向けて話し合いを進めているとか。日本に戻った時点でバルサとは18歳から3年間の仮契約を久保選手は結んでいたため優先的に話し合う状況はあったようですが、いろいろ考慮を重ねて決断したみたいです。円満な結末を待つだけというところでしょうか? 

では、また次回です。
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