第101回全国高校野球は22日に決勝が行われ、大阪・履正社が5-3で石川・星稜を破り初優勝。昨年の大阪桐蔭に続いて大阪勢の連覇で幕を閉じました。履正社は毎試合のように打ちまくり全試合5点以上奪って勝ち上がりました。夏は打力のチームが強いという典型的な展開で令和初の甲子園は終わったような感じです。

さて、東京スポーツといえば何かと尖がった記事が注目されますが、甲子園期間には意外にも正統派の記事が。中でも目を引いたのは9日発行の1面に掲載された星稜・林監督の独占インタビューです。今年春の選抜2回戦で千葉・習志野陣営のサイン盗みを糾弾する騒動を発端にして指導禁止処分を受けた林監督がどんな経験をしてきたのかを語る内容で、マラソン指導者の小出義雄さんが有森裕子さんによく語りかけた「どんなことがあっても『せっかく(だから)』と思え」という言葉が心の糧になったことや批判の手紙を星稜高校に送った後に交流を始めたJALの機長とのエピソードなどが紹介されていました。東スポらしからぬ感動的なエピソードを思わず読み込んでしまいました。でも、その横に「なぜ長野が? 智辯和歌山に合計12万円ハンバーグ」(巨人時代の同僚だった中谷監督を激励するために広島の長野選手が1個1500円の高級ハンバーグを80個も差し入れした、という内容)という見出しが躍っていたのは東スポらしいところでしょうか。

夏の甲子園が終わり、高校野球はもうU-18ワールドカップへ一致団結してなかなか手が届かない世界一を目指します。あの佐々木投手も代表に選ばれています。では、また次回です。
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