2020年最初の投稿です。今年もよろしくお願いします。

まずは元日早々驚きました。新国立競技場で最初のスポーツイベントとなったサッカー天皇杯決勝。ヴィッセル神戸が鹿島アントラーズに2-0で勝ち、チーム創設から丸25年で初のタイトルを獲得しました。

記事を見て気付きましたが、三木谷浩史オーナーがヴィッセルの経営に関わったのは2004年で楽天イーグルス創設の前の年だったんですよね。初年度にはトルコ代表のイケメンストライカー・イルハン選手が鳴り物入りで加入したもののケガに泣いて1年で退団してしまい、違う方向で話題を提供してしまいました。その教訓を生かして欲しいという気持ちがあってか、イーグルスの初代GMになったマーティ・キーナートさんは現実主義での補強でメジャー屈指の強豪に成り上がったアスレチックスを描いた本「マネーボール」を三木谷オーナーに送ったとか。三木谷オーナーはイーグルスについて2年か3年である程度の実績を残したかったそうですが、考えたとおりにはなりません。クライマックスシリーズ進出まで5年、日本一まで9年もかかりました。

イーグルスが日本一になるまでには田中将大投手や岩隈久志投手、メジャーの名スラッガーだったアンドリュー・ジョーンズ選手、野村克也監督や星野仙一監督(後の球団副会長)のようないろいろなタレントとの出逢いありました。それと同じようにヴィッセルでもいろいろなタレントとの出逢いがやはりありました。とりわけここ数年の出逢いというのはチームに大きな衝撃を与えたかもしれません。ワールドカップ優勝経験者のイニエスタ選手やビジャ選手、ドイツ代表のポドルスキ選手と、一見すると現実主義からかけ離れているように見える大物が集まりましたが、彼らがチーム全体の意識を高くしたようです。彼らにインスパイアされた選手やスタッフの努力が実り、イーグルスから6年遅れはしましたが大きなタイトルを勝ち取ったわけです。

三木谷オーナーは「Jリーグは世界屈指の選手達が憧れ目指し、日本人選手が海外に渡るのを恥ずかしく感じるようなリーグになって欲しい」と3日付のスポーツ報知に掲載されたインタビューで語っていました。NPBについてもMLBと肩を並べる存在になって欲しいと考えているかもしれません。壮大な夢への第一歩がこのタイトルになるのかもしれません。アジアチャンピオンズリーグでヴィッセルがどんな形で存在感を見せるのか、楽しみになってきました。

では、また次回です。
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