9月27日に終わった大相撲秋場所は関脇・正代が13勝2敗で初優勝。その後の番付編成会議と理事会を経て大関昇進も決まりました。史上稀にみる激戦を見事に制した正代ですがネガティブ思考が出世を邪魔したと言われ続けましたが、今年に入ってきっかけをつかんできたようです。

これまでは横綱と対戦することが決まった時に「生きて帰れればいい」と漏らし、終盤まで優勝争いに関わっても「自分には関係ない」とどこ吹く風。フィジカルでもテクニカルでもかなりのポテンシャルがあるのにメンタルが足りないと、元横綱の北の富士さんはじめ論客が不安をつぶやいていました。しかし、今年の初場所で幕尻の徳勝龍に最後の最後で優勝をさらわれたのがターニングポイントになったようなんです。

3月の大阪場所で三役になって初の2ケタをマークし、7月場所では照ノ富士と終盤まで優勝争いを演じ、9月の秋場所で初優勝と順調にステップを踏み大関になりました。初場所で優勝を逃したことが本人にとっていたく悔しかったようで、タイトルへの執念をもつようになったといいます。遅すぎた出世と言われますが、ポテンシャルの高さは貴景勝と朝乃山に引けを取らないと言われています。大関が3人いれば程よく盛り上がりそうな感じがするところもあります。これからも前向きな気持ちで相撲に取り組んでくれることを期待しましょう。

では、また次回です。
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