オリンピックが始まる前に「コロナに打ち勝った証」として行われたと言われているサッカーのEURO2020。コロナ対応の仕方がまちまちのいくつかの国にまたがって行われた大会ですから、観客の入場をある程度制限した国もあれば全く制限しない国もあったらしく、観客の集まり方はまちまちでしたがマスクする人は日本で想像するよりも少なかったとか。大会はイタリアが優勝。イングランドとの決勝はPK戦までもつれる激しい展開になりました。ただ、そこで一つケチがついてしまったそうです。

実は、イングランドでPKを外した人はいわゆる人種マイノリティと呼ばれる選手ばかりだったのです。それに腹を立てたイングランドのサポーターが人種差別的なツイートをあちらこちらでしたのが大問題になり、ジョンソン首相が誰がツイートしたかを特定できたものについては名誉棄損事件として立件する可能性もあると言い出すまでの騒ぎになってしまいました。1年延期して行われた今回のEURO。待ちに待っていたはずの大会でしたが、だからこそ熱くなってしまったのかもしれません。EUROはワールドカップに負けず劣らずの熱さがあるのは想像できますが、傷つけてしまうようなことはどうなんでしょうか?

一方、南米ではコパアメリカが行われ、メッシ選手のアルゼンチンが優勝。メッシ選手はA代表として初めてのビッグタイトルとなりました。ただ、コロナ感染のクラスターが出てしまったとか。南米、特にブラジルでは感染者が続出してしまいましたがある程度落ち着いてきたようでしたが、 熱狂がまさかの方向に作用してしまったのかもしれません。さぁ、今度はオリンピックです。無観客開催になる種目が多くなるようですが、いい方向での盛り上がりに期待するしかありませんね。では、また次回です。
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