力士人生を懸けた戦いを繰り広げているという横綱白鵬。4日に開幕した大相撲名古屋場所を戦っています。着々と調子を上げているように見えますが、果たして18日の千秋楽はどんな形で迎えるのでしょうか。

そんな中、白鵬の半生を描くマンガが週刊誌で連載されているのをご存知でしょうか? 5月から「アサヒ芸能」で連載されている「白鵬本紀」です。白鵬の自伝は2010年と2015年に単行本という形で発売されていますが、今回の漫画はこれらの本のコミカライズ(マンガ化)ではなく「同時進行マンガ」と銘打たれています。毎回白鵬の短い近況報告を含めたメッセージから始まり、これまで歩んできた道を本人の言葉で回想していく流れで進行しています。

モンゴルでは「魚は神様で、中でも目が開いたままのものは頭が良くて神聖」と言われているためちゃんこで煮魚を出されたら吐きそうになっていたのに、すし屋に連れていかれたら知らないうちに生魚を食べてしまった、などといったカルチャーショックや大変な稽古など、本人だから語れることが満載。四股名の命名秘話も面白かったですね。作画を担当する山崎享佑先生は千代の富士、旭鷲山の半生を描く作品など相撲マンガに定評がある先制ということで力士の描写もかなりリアルです。

スキャンダラスな話題を多く扱う週刊誌で大横綱の自伝というのは意外な取り合わせですがかなりの見ごたえです。今後の連載も楽しみにしたいところです。では、また次回です。
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