プロ野球に先んじてセンバツ高校野球が23日に始まり激戦が展開されています。夏と違って選考委員の審査によって出場校が決まるためチームの水準はある程度のラインを超えているからか、極端に大差がつくゲームは多くありませんが試合時間がかからなくても見せ場たっぷりな展開になることが例年以上に多くなっている気がします。
そんな中、興味深く見ているのが各校のスローガンや合言葉。数年前からNHKのテレビ中継で参加校の女子マネージャーやベンチ外選手が自分たちの学校のスローガンを色紙にしたためて紹介するコーナーが放送されていますが、今回の出場校のスローガンは殊の外面白いんです。「日本一の集団になる」「感謝」「エンジョイベースボール」などあるある感のあるフレーズが並ぶ中、「馬鹿になる」「ストロングスタイル」と野球じゃなくて格闘技にインスパイアされたのではと思ってしまうようなものもあったのです。
「馬鹿になる」と掲げた学校の選手によれば、「常に一生懸命戦い抜く」という意味を込めているとか。一方、「ストロングスタイル」と掲げた学校では、「常にチームのやり方を貫き通す」という意味を込めていると聞いています。一見するとマニアックに見えるかもしれないフレーズもちゃんとした意味を込めていることがわかると深みを感じることが出来ますね。

では、また次回です。
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