久しぶりにサッカーの話を。
と言っても、2、3週書かないだけなんですけど、
何となくそう思ってしまいます。サッカーブログでないのに。

おととしの夏、北京オリンピックが行われていた頃です。
ある朝、テレビではしょこたんこと中川翔子さんが
テレビ局主催の野外ライブに出演した様子が流れています。
しょこたんならではのフレーズ連発のMCが
歌より長めに流れていたのではと思ってしまうこともあります。
そんな中、テレビから「貪欲ですかぁー!?」。
北京オリンピックのサッカーでは
なでしこジャパンが格上相手でも5点も奪うような
積極果敢な攻撃をこれでもかといわんばかりに見せて4位入賞。
一方、男子の反町ジャパンは煮えきれないまま、
1勝もできないままに予選敗退。最悪の成績になってしまいました。
オリンピックが終わって、
なでしこリーグ、Jリーグに代表たちが戻るとどうでしょう?
当時男女とも1部リーグにいる某クラブでは
女子チームが五輪代表経験者中心にゴール量産!
コロっと負けてしまうことがあったにしても
勝ったときには5点以上は当たり前。8点取った試合もありました。
しかし、男子チームは決定力不足に悩んで結果を残せません。
だって、ボールを回すにしても前へ前へ行けばいいのに、
横にしか動かないんですから。
だからなんです、
しょこたんのあの言葉が浮かんできたのは。
「女子を見習って貪欲に攻めてくれ!」なんて
仲間内にいっていたことがあります
(ちなみにそのチームに対しては、
2年たった今も「男子は女子の貪欲さ、ひたむきさを見習え」
という声が飛んでいます)。

さて、広州アジア大会では男女ともサッカー日本代表は好調。
女子は見事金メダルを獲得しました。
意外なことにアジア初タイトルなんです。
北京オリンピックでもなでしこジャパンを率いていた佐々木監督は
オリンピック以後、公の場で常々「目標は世界一!」と言い続けています。
ある週刊誌では
「ワールドカップでベスト4と言い張る岡田監督よりも説得力ある」
なんて言っていたこともあります。
1点も与えずに金メダルなんて! 
参加数が少ないと言ってもすごいことです。
5月か6月の女子アジア選手権で苦戦を強いられた頃が嘘みたいです。
さぁ、来年は女子ワールドカップ。本当に世界一を目指す戦いです。
一方、男子の関塚ジャパンも決勝進出。
前評判はあまりよくありませんでしたが、
みんなでせめてみんなで守るというやり方が浸透してきたからか、
こちらもメダル獲得。
関塚監督と言えば猛烈な攻撃力を武器に
川崎フロンターレをACLベスト8に押し上げるような
チームに育て上げた人です。
そういう人が手がけるチームというのは気持ちがいいもんです。
ゴールへの貪欲さというのも感じられるようになってきた気がします。
こちらは来年ロンドンオリンピックへの予選が待っています。
長所を伸ばして是非、5連続五輪を。
そして、北京では見せられなかった
ゴールへの貪欲さを見せてほしいものです。

では、また次回です。
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