まず、言っておきます。
今週はサッカーの話ではありません!

この時期、マラソンや駅伝が各地で盛んに行われていますが、
思うことがあるんです。
「遅刻する!」「終電合わない!」と
叫びながらダッシュできるような距離で争う大会があっていいよねって。
何キロも長々と走るジョギングやマラソンではなく、
ダッシュの大会です。

分かりやすくイメージするならば、
おしゃれなウェアを着てジョギングする
「美ジョガー」と呼ばれるクールなOLが
一定の距離を走るタイムではなく、

「全力坂」という深夜番組のように
坂道を全力でダッシュする若いモデルの女の子が
坂を上りきるタイムを競うんです。

もっと端的に言えば、「史上最大のかけっこ」です。
差し詰め種目の名前をつけるならば、
「ロードスプリント」っていう感じでしょうか?

具体的に私がイメージしているのはこんな感じです。
ウサイン・ボルトがマンチェスターかどこかの街角で
150mレースをやったときは
路上に陸上トラックを敷き詰めてレースをやったようですが、
それは使いません。
参加するランナー、いやスプリンターのみなさんには
マラソンなどのように
アスファルトの上をダッシュしてもらいます。

距離は100m、200m、400mの3通り。
そう、いわゆる陸上競技、英語でいうトラック&フィールドでいうところの短距離です。
400m直線がとれなくても結構。
むしろ、くねくねとしたカーブがあった方がロードレースらしいでしょう。
坂道があってももちろんOKです。

さて、レースはどう進めればいいでしょうか?
レースで使うのは道幅の8割程度。
まず、そこに公認トラックと同じ幅のレーンを作ります。
20人か30人は一度に走れるのではないでしょうか?
ロードスプリントで使う靴はスパイクレスのランニングシューズ。
スパイクの刃で路面を傷つけてしまったら
競技は2度とできなくなってしまいます。

スタートはスプリントと同じクラウチングスタート。
100m・200mの場合は前の組が全員が走りきるまで、
400mの場合は前の組が200mを通過するまではスタートできません。
ピストン式に続々とレースを進めていき、
参加者が全員走り終わったところで
上位20人か30人(すべてのレーンを埋めきる人数)に入った選手が
決勝レースに進出。
その決勝で優勝を争うというわけです。
市民マラソンのように性別だけではなく、年齢別で優勝を争うのもいいですよね。
一方に現役の運動会のヒーローがいれば、
もう一方には
昔の運動会のヒーローも奮闘している。
もちろん、世界と勝負するトップスプリンターも
未知の次元に勝負する。

スプリントこそスポーツの原点といっても過言ではありません。
そんなスプリントを広く一般の人たちが
体験する場所があってもいいと思うんですけど、いかがでしょうか?

長々となってしまいました。
また、次回です。
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