25日からロシアのカザニ(カザンって昔は表記していたような…)で世界水泳がスタートしました。日本としてはシンクロで8年ぶりにメダル獲得と上々のスタートを切っています。飛び込みでは現役復帰した寺内健選手が3m板飛び込みで10位以内の要件をクリアして来年のリオオリンピック代表を内定させたし、高校1年生の板橋美波選手が女子として最高難度の技を予選で成功させたし(五輪内定要件の10位以内には入れず)、こちらもまた明るい雰囲気があります。

さて、世界水泳で行う競技にどんなものがあるか、ご存知でしょうか? オリンピックでもやっているような競泳、シンクロ、飛び込み、水球のほかに、オープンウォータースイミングとハイダイイングがあります。ハイダイビングとは、クリフダイブともいうもので、20m以上の高さがある崖、英語でいうクリフからひねりや回転を加えながら海や湖に飛び込む競技で、いろいろなアルティメットスポーツの世界選手権を行っているレッドブルが年間数回の大会からなるワールドサーキットを主催していて、実は世界水泳を主催する国際水泳連盟がレッドブルの後を追う形で世界水泳の競技に加えました。そして、オープンウォータースイミングとは、いわゆる遠泳で、現在はオリンピック種目になっています。でも、「遠泳」とは程遠いくらいシステマティックになっているみたいです。オープンウォータースイミングについては日本での放送予定は現在のところないようですが、YOUTUBEでは大会組織委員会が制作したデイリーダイジェスト(全編ロシア語ですが)などアップロードされています。私知らなかったのですが、オープンウォータースイミングには「ゴール板」があるんですね。1周数百メートルの周回コースを回った後に競泳のプールにあるようなタッチ版そっくりなゴール板があるんです。ある程度の隙間を置いて何枚か並んでいるような感じで、ゴールする際に選手はバーンとタッチするんです。数年前にスタートするときに指定された位置にある飛び込み台から飛び込んでスタートするのを見たときと同じくらいに驚きましたね。

日本勢の奮闘も気になりますが、なかなか見られない驚きの水泳の世界をのぞいてみるのも面白そうです。

それでは、また次回です。
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