11月25日にアルゼンチン代表として1986年のサッカーワールドカップで優勝を経験したディエゴ・マラドーナさんが60歳で亡くなりました。どういうことでしょうか、死亡説が何度かあったように記憶していたので本当に亡くなったのか受け止めるのに時間がかかりました。本当に亡くなったことがわかり母国アルゼンチンだけでなく世界中のサッカー業界人の憔悴ぶりを見ると、衝撃の大きさを感じました。

マラドーナさんに世界が注目するようになったのは1978年の世界ユース選手権日本大会。超ユース級とでもいうべきテクニックを見せてバンバンとゴールを量産して大いに沸いたそうです。当時の日本はサッカーよりバレーボールの方が人気があった人気があったであろう時期ではありますが、このプレーを見てサッカーを志す若者も多く現れたとか。キャプテン翼で志した人よりも1世代上という感じでしょうか。それから8年後のワールドカップでの「神の手ゴール」や「ドリブル5人抜き」などでまた世界をあっと言わせました。でも、私はリアルタイムで見ていたわけでないので後追いでやっと凄さを実感した感じ。むしろ、代表監督で奇想天外なタクトを振るったことやアメリカのセレブ張りのお騒がせなど引退してからの姿の方が印象に残っている気がします。破天荒であってもやる時はやる。もうこんな人は現れないかもしれません。

私の記憶をたどると、缶コーヒーのおいしさを教えてくれた存在がマラドーナだったなと思い出します。87年でしょうか、アサヒビールの缶コーヒーブランド「NOVA」のCMに登場していました(現在、アサヒブランドのソフトドリンクはアサヒビールから分社化されたアサヒ飲料が販売)。そのブランドの1商品に350ml缶の「がぶ飲みコーヒー」というミルクコーヒーがあって、それを自販機で見つけたら必ず買って飲んでいたものです。それが人生初の缶コーヒーだったと記憶しています。マラドーナといえば「NOVA」というイメージがしばらくはついて回っていたような記憶があります。

では、また次回です。
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