昨年2020年は牡馬・牝馬両方の3冠馬の誕生や芝のGⅠでの国内最多勝利記録更新など快挙に沸いた中央競馬。コロナ禍で無観客開催が半年以上続いたにもかかわらず、スターホースの活躍やネット投票の急速な普及で、馬券の売り上げは前の年とほぼ同じという盛況ぶりでした。そして今年2021年は「ウマ娘プリティダービー」のおかげで盛り上がりが続いているようです。

スマホゲームやアニメで盛況の「ウマ娘」。競走馬を擬人化した美少女が競馬場でレースを繰り広げています。登場するキャラクターは主に平成に活躍した馬を擬人化しているようですが、昭和の馬たちもいくらか登場しています。マルゼンスキー、シンボリルドルフといったところで、やはりお姉さんキャラとして登場しているみたいです。年上好きというわけではありませんが、できることならもっと昭和の馬にも登場してほしいなと個人的には思っています。

実際の競馬の歴史の中ではマルゼンスキーとシンボリルドルフの間まで7年ほどあります。この7年には多くの馬が活躍しています。牝馬ながら3200mの天皇賞で逃げ切ったプリティキャスト、シンボリルドルフの前に3冠を達成したミスターシービー、母馬としても多くの名馬を残したダイナカール…。マルゼンスキー以前なら76年のクラシックをにぎわせたTKGならぬTTG(トウショウボーイ・テンポイント・グリーングラス)もいるしもちろん怪物ハイセイコーも。もっと遡れば世界挑戦のパイオニアと言えるスピードシンボリ、ハクチカラ、タケシバオー、そしてJRA発足後初の3冠馬シンザン。スピードシンボリやシンザンはヨボヨボのおばあさんキャラとして登場するかもしれませんね。それはともかく、キャラから実際どんな馬だったかを知って競馬の歴史を学ぶ温故知新で競馬の深みを味わうのもいいかもしれません。では、また次回です。
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