プロ野球セ・パ両リーグの優勝が26日、27日と相次いで決まりました。セリーグは26日に東京ヤクルトが6年ぶり、パリーグは27日にオリックスが26年ぶりに優勝を果たしました。気になったのは優勝してからのことです。昨年はコロナ禍による警戒が強かったからか、パリーグ優勝の福岡ソフトバンクはリーグ優勝でも日本一でも胴上げしませんでしたし、セリーグ優勝の巨人は円陣の真ん中でごくわずかのコーチとチームスタッフで原監督を胴上げという簡素なものになりました。ビールかけは両チームともやりませんでした。

さて、今年はどうかというと、少し普段に近くなったようです。セリーグ優勝の東京ヤクルトはアウェイでの決着になったのでダラダラとはできなかったものの、普通通りの胴上げになりました。一方、パリーグ優勝のオリックスは2位の千葉ロッテの負けで決定したため、無人の京セラドームで普通の胴上げになりました。ホームでの決定だったため中島監督からコーチ、選手と入れ代わり立ち代わりでの胴上げになりました。関係者と報道陣しかいないグラウンドだったことを除けば本当にいつも通りになったといえるでしょう。ただ、両チームともビールかけは行いませんでした。コロナへの不安、警戒が完全に払しょくできないうちはまだ難しいのかもしれません。ですが、喜びを素直に分かち合える環境が戻りつつあることは確かかもしれません。

今シーズンもオリンピックで休止期間があったため日本シリーズの決着は11月下旬になる見通し。もう少し野球を楽しむ時間があります。それに観客受け入れ上限が2万人程度まで増える可能性もあるとのこと。少しずつ普通通りに戻ってくる熱狂を楽しみましょう。では、また次回です。
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