WBCもACLも、わからないものがいろいろあります。額面どおりの強さを見せていたように思えるチームがあっという間に敗れてしまうんですからね。

WBCはキューバ。1次ラウンドで「やっぱりな」と思わせるようなパワーに機動力と守りの丁寧さが加わって更に強くなったという印象を持っていたのですが、2次ラウンドでは大躍進のオランダにころっと連敗して脱落してしまったんですよね。オランダの勢いがキューバの強さを越えたといえばそれまでですけど、「わからないな」って思いました。侍ジャパンの2次ラウンド台湾戦も9回2アウトの盗塁成功から一気に逆転に傾いた勢いも同じです。

ACLではタイのムアントンユナイテッド。ACLの優勝経験がある韓国の全北現代に2-2で引き分けた後に日本に乗り込んでこれまたACL優勝経験がある浦和レッズと戦うということでどこまで出来るんだろうかと思いきや、イエロー2枚で退場した選手がいたからかも知れませんが、試合終了間際に1点返すのがやっとで1-4の大敗。東南アジアのチームが寒い日本に乗り込んでは体がうまく動かないのかもしれませんが、自分のサッカーができないとこんなに簡単にやられてしまうのかという印象があります。

何はともあれ、自分らしさを発揮できることは簡単なようで難しいものなんですね。ましてや世界規模の勝負になるとなおさらに思えてきます。日本のチームがそんな中で精一杯のプレーを見せることを楽しみにしていきましょう。

それでは、また次回です。
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