Jリーグがとうとう12月4日で終わります。プロ野球のようにずれることなく、予定通りJ1もJ2も終わります。今年も最後までどうなるかわからない状況になっています。

J1は柏レイソルがあっさり優勝を決めると思いきや、前節のホームゲームでセレッソ大阪相手にドロー。その一方で名古屋グランパスガンバ大阪が勝ってレイソルに猛追する状況になってしまいました。レイソルとしては正直なところ、ホーム最終戦で決着をつけておきたかったでしょう。何せ、最終戦はアウェーでの浦和レッズ戦。6万人中5万人以上は恐らくレッズサポというやり辛さこの上ないところで優勝を懸けるわけです。おまけにレッズが自力でJ1残留を確定させるための条件と言えばレイソルに負けないこと。そうなれば、レッズとしては勝ち点1どころか3を狙って、レイソルの優勝に待ったをかけにかかるでしょう。意地と意地のぶつかり合いと言うだけでも面白いだろうに、優勝を懸けた戦いにもなるなんてやる方としても見る方としても気合が入るでしょうね。
また、2位のグランパスはこれまで勝ったことがないというアウェイでのアルビレックス新潟戦。昨年は最終戦を待たずにさっさと優勝を決めていたグランパスですが、今年の最終戦は苦手相手。皿に苦手な野菜が残って憂鬱な気分の子どもと同じ感覚なんでしょうか? 3位のガンバはこれまたアウェイの清水エスパルス戦。西野朗監督のラストマッチということでなんだかんだでガンバも気合はいるでしょうね。ましてや、日本勢初の2度目のクラブワールドカップ出場もかかるわけですし。
これで1位から3位までの勝ち点差は2ということで、刻一刻順位がころころ変わっていきます。この様子は毎年のように見ていますが、これぞ勝ち点勝負のサッカーの面白さなんでしょうか?

J2は勝ち点がまったく同じの徳島ヴォルティスとコンサドーレ札幌がJ1昇格最後のいすを争うような状況になっています。ヴォルティスが勝ち残れば初のJ1、コンサドーレが勝ち残ればゴン中山選手が久しぶりにJ1の舞台に立つチャンスが生まれることになります。

J2が12時半から、J1が午後3時半からそれぞれキックオフ。そして、順位がころころ動き出します。

次回は、クラブワールドカップの話でも…(予定は未定ですが)。
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「造反」なんて言葉を1日に2度も目にすることは年に何度あるでしょうか?

まずはオリックスのカブレラ選手。20日のパリーグ開幕戦でカブレラ選手が希望のファーストではなくDHに起用されることをかたくなに拒んで、挙句の果てには球場を飛び出してしまったとか。しかし翌日にはカブレラ選手本人と岡田監督の間で和解できてDHとしてスタメン出場。ホームランを放つ活躍を見せました。

もう一方はガンバ大阪のペドロジュニオール選手。同じく20日のアルビレックス新潟戦の途中で西野監督に途中後退を命じられたのに腹を立てたのか、ユニフォームを叩きつけピッチから姿を消しました。その後は、といえば、まだ本人と西野監督との和解には至らず。ついには処分が検討される動きもあります。外国人選手とともにプレーすること、外国人監督と仕事を共にすることは、どれも簡単なことではないかもしれません。造反ということもその難しさの証拠といえばそれまでかもしれませんが、その後のケアというのもまた難しいことであるし、大事なことなんでしょう。ガンバでは西野監督の下で以前にも日本人選手(誰か忘れてしまいましたが)の造反騒ぎがありました。その選手の場合は和解に至らず、他のチームへ移籍してしまいました。J最長の長期政権である西野ガンバ。9年と言う長い間にはきしみも出て当然かもしれません。きしみから破綻につながらないようにするための対策も重要です。これまではうまくいっているようですが、今回はどんなことになるでしょうか?

では、また次回です。
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もう3月です。
バンクーバーオリンピックが終わったのと入れ替わりに、Jリーグが始まろうとしています。去年の今頃と言えば、WBCで侍ジャパンが大活躍していたウラでJリーグが半ばひっそりと始まっていた感じでしたが、今年はワールドカップイヤー。盛り上がりをもって始まるかなと思いきや、バンクーバーオリンピックが終わった後の燃え尽き感が残っているような気もします。さて、そんなJリーグで気になるチームをば…。

J1で気になるのは浦和レッズ名古屋グランパス、それとサンフレッチェ広島です。
レッズはフィンケ監督が「優勝するつもりはない」と言い切ってまで去年は戦力の若返りに力を注いでいましたが、今年はもうそんなのんびりなことは言っていられません。ボールを動かし、そして攻め込んでいくサッカーを柏木選手に期待したいですね。また、トゥーリオ選手がいなくなった分田中達也選手の復活に期待しているファンも多いようです。
グランパスには気になることがあります。
J1で一番派手な補強をしているような気がしますが、それがうまくいくのかどうかです。10年位前も「優勝間違いない」といわれるくらいの補強をしていたのですが、結局は力を発揮できることはできず。空中分解してしまったように記憶しています。トゥーリオ、金崎、千代反田と続々補強したのですが、現存勢力と彼らがかみ合うのかが心配です。
サンフレッチェは今年、ACL初挑戦でつらくとも新鮮な思いをするだろうと思います。たくましくなってくれると期待しています。ここを乗り切れば川崎フロンターレみたいにJリーグの強豪に成長すると思います。

J2で気になるのは横浜FCサガン鳥栖の師弟監督対決です。
熱血漢の岸野監督率いる横浜FCと岸野監督が去った後にGMから現場復帰した松本監督率いるサガン。因縁の対決と言われてしまうかもしれませんが、楽しみな対決でもあります。

では、また次回です。
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