5月31日に行われたアジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で、浦和レッズが韓国の済州ユナイテッドに逆転勝ちをおさめました。

1週間前の第1戦は0-2で押し切られたレッズ。この日は第2戦で、この試合に限れば2-0で快勝。これで2戦合計2-2の行って来いとなり、15分ハーフの延長に。守るも攻めるも目一杯でしたが、第1戦で後手後手になってしまったのとは裏腹にレッズは冴えていました。そして延長後半にゴールを決めたのは森脇選手。5月初めに相手チームの選手への暴言問題で出場停止処分を受けてしまい信頼を損ねた森脇選手にとっては、チームとひとつにできるきっかけになったかもしれません。試合後にはピッチに伏せるような形で泣きじゃくり、共同インタビューでは感謝とお詫びの気持ちを伝えました。

共同インタビューが始まるとき、ピッチ周りでは延長後半の終わり頃から続く乱闘騒ぎがおさまらず、プレ-に関係ない選手にレッドカードがでるような状況となっていました。毎回というわけではありませんが、日本と韓国のチームが顔を合わせると時々こういうことがあります。きもちがそれだけ強いのでしょう。済州ユナイテッドとしては気持ちのコントロールを失ったようにも見えます。

レッズとしては次へ大きな追い風になるきっかけになりそうです。

ところで、バスケットボールBリーグのチャンピオンシップでやっていた1勝1敗からの第3戦って、このサッカーの延長戦を参考にしたのでしょうか。気になっています。

では、また次回です。
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1週お休みいただきましたが、再びよろしくお願いします。

「最新型ですがこの大型テレビ、19万9800えーん! 
買い替えの方は前に使っていたテレビを2万円で下取りしますよ!」

「分割なら36回無金利ですよ!」
甲高い声でハイテンションでまくし立てる実演スタイルで多くの人々を虜にして、そして財布の紐をゆるくさせたジャパネットたかたの高田明元社長。昨年、熊本地震の復興支援のために1日限定で出演しましたが、現在は定期的に通販番組に出演していません。そして社長の仕事も息子に譲っているそうです。では今、何をやっているのか? テレビのバラエティ番組で見かけることもありますが、実はJ2のVファーレン長崎の社長としてつい最近社長業に復帰したのです。

財政不安が囁かれ、前の経営陣が退陣に追い込まれるという大変な事態になったということで、ジャパネットが財政不安を救済するために買い取り、高田さんがクラブの社長になったというわけです。先日行われたJリーグの会議に高田さんが初めて参加したということでちょっとした話題になりました。普段はテレビで見せるような甲高い声ではありませんが、取材メディアの中には知らない人もいるようで
「普段はこうなんです」
とわざわざ高田さんが説明する一幕もあったとか。高田さんが経営手腕でどうチームを立て直すのか注目が集まります。

ジャパネットとスポーツって意外と結びつきが強いようです。WBCやバレーボールのオリンピック最終予選などで試合中におすすめ商品を紹介する生CMショッピングを展開したり春高バレーや日本大相撲トーナメントの特別協賛をしたりして、スポーツの盛り上げに積極的に関わっています。国民の一番の間心事であるスポーツにうまく絡んで商売上手だと考えるところもあるかもしれませんが、明るく楽しくすることが好きだからこういう関わり方をしているのではないかと思っています。

果たしてチームは元気を取り戻すことができるのか? 高田さんはバラエティでなくサッカー番組に登場するのか? 楽しみにしたいと思います。
では、また次回です。
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4日に行われたJ1第10節の浦和レッズ鹿島アントラーズの終盤、レッズの興梠選手がアントラーズの選手を押し倒してイエローカードをもらうラフプレーをきっかけに乱闘寸前のにらみ合いが起こり、そのさなかにレッズの森脇選手がアントラーズの小笠原選手に差別的な暴言を吐いたとして、Jリーグは森脇選手に対して2試合の出場停止処分を下しました。

その時の様子をテレビで見ていましたが、変な話、森脇選手は血気盛んなタイプだから「またやってるよ」くらいに思っていました。審判の判定を不服に思ったときに審判にかみついたり相手選手に挑発されてつかみかかったりすることが少なくなく、味方の選手にその度に「もう懲りてくれ」と諫められていましたし、今回もそうだったので、その場で事が収まっただろうと思っていました。しかし、Jリーグはこの一件を重く受け止めたようで、当事者を含めたアントラーズレッズ両陣営に事情聴取するにまで至り、森脇選手の出場停止になったわけです。

川崎フロンターレのサポーターの一部が政治的な意味はないとしても、韓国での試合で韓国人が不快に思うといわれる旭日旗を掲げたことでアジアの試合で無観客試合をしなければならないという裁定を受けて敏感になったのか、ここまで重い状況に至ったのは驚きです。ですが、ここまでに事が及んだことを重く受け止めないといけません。

では、また次回です。
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今年のJリーグ、開幕前なのにザワザワしているようです。

まずは横浜Fマリノスからジュビロ磐田に移った中村俊輔選手。自分の意思で選んだとFマリノスの方は説明していますが、報道では俊輔選手がチームに対する不信感を拭えなかったのが原因としています。Fマリノスではゴールキーパーの榎本哲也選手が浦和レッズに移籍するなど、主力の流出が続いています。また、ポイントゲッターの斉藤学選手が契約更新をまだしていないということで、動向が注目されています。資本提携しているイギリスの会社のやり方に疑問を感じるファンが多いと言われていたようですが、ある意味でこの不信感が一つの形になって現れたのかもしれません。

久方ぶりにヨーロッパの大物がJにやってくるかもと、いい意味でざわついています。三木谷オーナー率いるヴィッセル神戸がドイツ代表でワールドカップ出場経験も豊富なポドルスキ選手の獲得を画策しているとか。楽天は次のシーズンからバルセロナのユニフォームスポンサーになることが大きな話題になっていましたが、今度はヨーロッパの大物獲得と、アンドリュージョーンズやマギーと言ったメジャーリーグの大物をイーグルスが獲得して球界をざわつかせたように、三木谷さんはサッカー界でも台風の目になりそうです。

なんだかんだ言っても、22日にはJリーグのプレシーズンマッチが始まります。どんなシーズンが待っているでしょうか。

では、また次回です。
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Jリーグチャンピオンシップは鹿島アントラーズが金崎選手の2ゴールで浦和レッズを逆転して7年ぶりの優勝を収めて幕を閉じました。そうなるとやはり、すっきりしない人たちはたくさんいるようです。

年間勝ち点は3位で1位だったレッズと勝ち星5つ分もの差をつけられていましたから、たった2試合のスコアでひっくり返したアントラーズは勝負強い、チャンピオンシップでの経験が豊富だからさすがだなって思います。ただ、レッズの立場からすると、勝ち点15もの差をつけていた相手に逆転負けを喫すること自体屈辱的だし、年間勝ち点1位だからこそ当然チャンピオンシップで勝つべきという思いもありましたからこの屈辱は簡単には受け入れられない。でも、こういうシステムで勝ち上がらないとみんな認めてくれないという思いが選手の中には強い。それを知るとまた胸がいっぱいになります。

チャンピオンシップで年間優勝を決めるルール自体を批判する論調も多くありました。プレーオフを経てチャンピオンを決めるのはさしづめアメリカンスタイルとでもいうべきでしょうか? NFL、NBA、NHL、MLB、そしてMLSも、レギュラーシーズンの上位チームでプレーオフをやって年間優勝を決めます。アメリカは国土があまりに大きいからこのプレーオフの形ができたのもあるでしょう。最後まで勝負がわからないような仕掛けで盛り上がるのがアメリカ人は好きだから認められている部分もあるでしょう。日本人もあきらめず頑張って逆転したという展開に拍手を送る国民性というものがあるからか、プロ野球のパリーグプレーオフやクライマックスシリーズが盛り上がったのかもしれません。しかし、サッカーはホームアンドアウェイの連続で成績を積み重ねたチームこそ称賛されるというヨーロッパ的な色合いが強いもの。サッカーでアメリカンスタイルを導入している国は多くないそうです。だから批判が多くなっているのでしょうか? 来年からJリーグは元の通年性に戻ります。実績を積み重ねた方が強いというヨーロッパスタイルがやっぱりサッカーには似合うのかもしれません。

では、また次回です。
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